| 渡辺 まずは竹原社長の歩みから。社長が金融業界に入ったきっかけとは?
竹原 特別な動機があったわけではなく、求人情報誌で見つけた仕事がたまたま金融業だったんですよ(笑)。けれど実際に仕事に携わってみると、景気が良い時期だったこともあり、会社は急成長。私個人の業績も順調に上がっていったんです。成果に応じた評価をしていただき、キャリアや学歴に関係のない実力勝負の世界だったことにも非常にやり甲斐を感じました。管理職に就き、社員をまとめる立場にもならせていただいたのですが、いずれは独立したいという思いがあったので、同業他社で経験を積み、同社の設立に至ったのです。
渡辺 実際に独立されてみて、いかがですか。
竹原 この業界は浮き沈みが激しく、独立当初は業界全体が低迷していた時期だったんです。独立した翌年は6000の同業者が倒産・廃業しており、現在でも厳しい状況が続いています。そんな中、当社では独自性を生かした商品を提供しているんです。
渡辺 その商品とは?
竹原 「債務信用保証システム」です。このシステムは、金融会社から融資を受ける際に、債務者に対する保証を当社が引き受け、その債務者が返済不可能になった場合に当社が金融会社に代位弁済するというものなんです。返済できなくなった債務者の救済と金融会社の負債を軽減する、双方にとってメリットの高いシステムなんですよ。
渡辺 そうしたシステムがあることを初めて知りました。このシステムは『オーロラ』さん独自のものなのですか。
竹原 いえ。このシステムは数年前に生まれ、他にも手掛けている会社はあります。当社は、お客様にとってよりメリットの高いシステムを作り上げるため、企業努力を重ねてきました。その結果、事務手数料は3.6%と業界一低く、かつ代位弁済率は96.4%と高い率を誇っているんです。しかし、先ほど渡辺さんがおっしゃったように、一般消費者はもとより、金融業界の中でもシステム自体の認知度は低いのが現状。システムの存在を知らなければ契約してもらうこともできません。ですからまずは「債務信用保証システム」を知ってもらい、利点を実感していただくことが目下の課題ですね。
渡辺 ところで、最近では消費者金融は身近な存在になり、若い方や主婦の方など利用される層が広くなってきたようですね。しかし一方で、ヤミ金融による不正な取引や強引な取立といった事件は未だに耳にします。
竹原 そうなんです。当社では、そうした事件が及ぼす業界へのマイナスイメージを払拭したいと考えています。そもそも私が当社を設立した動機は、業界に「恩返し」をすることなんです。金融会社のバックアップ、資金需要者の救済といった保証業務を通じて、金融業界に微力ながらも貢献し、十数年間働いてきた恩を返していきたいと考えています。
渡辺 ではお話も尽きませんが、最後に今後の展望についてお聞かせください。
竹原 これからも「お客様に喜んでいただくサービスを追求する」という方針を貫いていきます。本年3月にはその方針から生まれた「個別完全保証システム」がスタートしますので、この新商品をまず軌道に乗せたいですね。そして、「債務信用保証システム」の普及にも尽力していく構えです。現在、当社が契約している金融会社は100社ほどですが、目標は10倍の1000社。迅速な代位弁済や、事務手数料を限りなく0%に近づける企業努力を今後も続けていきます。そして、保証の範囲も、消費者金融以外に信販会社、銀行などにも広げていきたいと考えています。
渡辺 今後ますますのご活躍を応援しています。本日はありがとうございました。 |